NBA殿堂入り選手で著名な解説者チャールズ・バークレーが、再び物議を醸す発言をした。彼はゴールデンステート・ウォリアーズのスター選手ステフィン・カリーを歴史的なシューターだと絶賛する一方で、もしカリーがより激しい対抗が繰り広げられた1990年代に戻ったとしたら、「おそらくとっくに真っ二つにされていた」と断言。当時の選手たちが直面した肉体的な接触プレーや守備の強度には耐えられないだろうとの見解を示した。
バークレー:「カリーが90年代の守備に遭遇したら、耐えられないだろう」
最近、カリーがレブロン・ジェームズと共演する可能性について外部で議論が続いているが、バークレーは番組『ニューハイツ』で、カリーが自身の選手時代に戻ってプレーしたらどうなるかについて言及した。
バークレーはカリーを非常に高く評価しているものの、カリーが1990年代のNBAに適応できるという意見には同意しないと語った。
「ステフィン・カリーのことは大好きだが、彼がマイケル・ジョーダンが当時経験したような接触プレーに耐えられると考えるのは、あまりにも誇張しすぎだ」
彼はさらに、90年代のNBAと現在の最大の相違点は、肉体的な接触プレーがより激しかっただけでなく、当時合法だったハンドチェック(手によるディフェンス妨害)も含まれると指摘した。
「当時はディフェンスの選手が手で押したり、引っ張ったり、囲い込んだりして、オフェンスがまともに走れないようにできた。もしカリーがジョーダンが当時経験したような対抗を受けたら、彼は真っ二つにされていただろう。これが事実だ」
ハンドチェック規則がNBAの守備生態系を変えた
バークレーが言うハンドチェックとは、NBA初期によく見られた守備方法で、ディフェンスの選手がオフェンスの選手に継続的に手で接触することで動きを制限し、アウトサイドの選手がドライブやオフボールでの動きをするのを非常に困難にしていた。
リーグが規則を改正し、徐々にハンドチェックを禁止した後、試合のテンポが速くなり、カリーのような動き、アウトサイドシュート、オフボール戦術に頼る選手がより影響力を発揮できるようになった。
このため、「90年代のスター選手が現代のNBAに適応できるか」と「現代のスター選手が90年代で生き残れるか」は、常にファンの間で熱く議論されるテーマとなっている。
検証不可能な仮説が、再び世代論争を巻き起こす
報道によれば、バークレーの発言は結局のところ歴史上の仮説に過ぎず、実際に検証される機会は永遠にない。
現在、キャリア18シーズン目を迎えようとしているカリーは、なおもNBA史上スリーポイントシュート成功数1位であり、現代バスケットボールのプレースタイルを変革した象徴的なスター選手である。90年代のプレー環境に適応できたかどうかに関わらず、彼のNBA史における地位が揺らぐことはないだろう。
オフシーズン中、カリーはゴルフ競技に集中しており、レブロン・ジェームズやコメディアンのケビン・ハートとの対戦を楽しみにしているとされ、貴重な休養の時間を満喫している。
バークレーの「カリーは90年代だったらとっくに破壊されていただろう」というコメントは、異なる世代のスター選手の能力比較に関するファンの議論を再び巻き起こし、ソーシャルメディアで大きな反響を呼んでいる。