たった1ポンドで1500万円を逃す!ザック・ランドルフがルーキー時代の黒歴史を激白「元代理人のせいで50万ドルも損した」

2026-07-04
元NBAスターフォワードのザック・ランドルフが先日、自身のプロキャリアにおける知られざるエピソードを語った。ルーキーイヤーに元代理人の過失により、50万ドル(約1500万円)のボーナスを棒に振ったという。その原因はなんと「体重が1ポンド超過した」ことだった。

ランドルフは自身のポッドキャスト番組『Out The Mud Podcast』で、17年間のNBAキャリアでたった2人の代理人としか仕事をしてこなかったと明かした。彼が新人シーズン終了後に代理人を変更した理由は、初代代理人のマイク・ハリソンが契約に隠されていた「体重条項」について一度も教えてくれなかったためだという。

「なぜ代理人を替えたのか、これまでは話したことがなかった」とランドルフは言う。

「僕は2001年のドラフト19位指名だったので、給料は最初から決まっていた。でも、当時のルーキー契約には追加のボーナスがあって、ルーキーキャンプに参加して条件を満たせば、給料の約4%が追加でもらえたんだ。僕の場合、それがだいたい50万ドルだった。」

しかし、本当の問題は契約にあった体重制限だった。

「僕の契約には体重条項があって、その50万ドルをもらうには体重を250ポンド以下に抑えなければならなかった。でも、誰もそのことを教えてくれなかったんだ。キャンプで体重を量ったら251ポンドで、たった1ポンドオーバーしただけで、ボーナスが全部なしになった。」
インディアナ州マリオン出身で、幼い頃から貧しい家庭で育ったランドルフは、NBAに入ること自体が夢の実現だっただけでなく、家族の生活を改善したいという強い思いがあったため、当時の彼にとってこの50万ドルは非常に大きな意味を持っていたという。

2001年、ポートランド・トレイルブレイザーズはランドルフを19位で指名したが、彼は代理人が契約の詳細を伝えなかったために、この大きな収入源を逃してしまった。

1年後、別の代理人レイモンド・ブラザーズが積極的に彼を勧誘した際に、ランドルフは初めて事の真相を知ることになる。

「当時彼が僕と契約したがっていた時、こう言われたんだ。『知ってるか?君は1ポンド多かったせいで、50万ドル損したんだぞ』ってね。」

真相を知ったランドルフは、迷わずブラザーズを新しい代理人に雇い、ブラザーズはその後、彼の契約から体重条項を削除することにも成功した。

このエピソードを振り返り、ランドルフは今でもブラザーズに感謝の念を抱いているという。

「前の代理人はマイク・ハリソンといった。当時は本当に呆れたよ。心の中で、『おい、何だよこれ?あの金は本当に必要だったんだ』って思ったね。」

「その後、レイモンドと組んだのは本当に幸運だった。彼は僕に寄り添い、リーグでの多くのトラブルを経験したけど、彼はいつも僕の味方で、決して離れることはなかった。」
ランドルフの経験は、プロ選手が代理人を選ぶことの重要性を改めて浮き彫りにした。過去には、NBAレジェンドのチャールズ・バークレーも、初代代理人の不適切な操作により、キャリアで最大1億ドルを損失したと明かしている。ランドルフのケースは資産侵奪ではなかったが、一つの見落としが彼に重い代償を払わせたことに変わりはない。

『Spotrac』の統計によると、ブラザーズが代理人を務めていた期間中、ランドルフのNBAキャリアの累積総年俸は約1億9600万ドルに達したという。

コート上でも、ランドルフは素晴らしい成績を残した。2004年にはNBA最優秀躍進選手賞に輝き、2度のオールスター選出、1度のオールNBAチーム選出を果たすなど、長年にわたりリーグを代表する強力なパワーフォワードの一人だった。

彼は2019年に正式に引退し、17年間のNBAキャリアでトレイルブレイザーズ、ニックス、クリッパーズ、グリズリーズ、キングスでプレー。キャリア平均は16.6得点、9.1リバウンド、1.8アシストを記録し、自身の輝かしい章を刻んだ。